SiCアライアンスの紹介
パナソニック株式会社
会社紹介
【HPアドレス】 http://panasonic.co.jp/
「企業は社会の公器」
1918年の創業以来、モノづくりを本業としてきた当社は、社会の健全な発展に役立つ商品・サービスを生み出すこと、事業を通じて社会に貢献することを使命としています。創業者・松下幸之助は、その使命を「綱領」に制定し、それは当社の経営理念として受け継がれています。そして今日、この思いをグローバルブランドスローガン「Panasonic ideas for life」に込め、全世界の従業員が、開発・製造・販売・サービスを通じて、人々の豊かなくらしや持続可能な社会の実現のために、価値あるアイディアを提供しつづけることをめざしています。
地球発想の「環境革新企業を目指して」
当社は1991年6月5日に「環境宣言」を策定し、全世界の事業場が環境への取り組みを推進してきました。21世紀に入って10年間が過ぎ、世界は極めて大きな節目を迎えようとしています。環境問題、資源問題をはじめとした地球規模のさまざまな問題 はますます深刻化し、人類全体が「持続可能な社会」へと大転換を図らなければなりません。創業100周年にあたる2018年に向けて、当社はグループ全体のあるべき姿を「エレクトロニクスNo.1の環境革新企業」と位置づけ、あらゆる事業活動の基軸に「環境」を置き、「例外はない」という徹底した姿勢を示してまいります。
SiCアライアンスへの参加の趣旨・期待
当社は1990年代初頭からSiCの材料研究を開始し、SiCエピタキシャル成長技術を生かした独自のチャネル構造の開発など、要素技術を積み上げながら、MOSFETの実用化を目指して取り組んでいます。
高品質なSiCウェハの安定供給を支えるウェハ作製技術、SiCウェハの健全な流通を支えるウェハ評価技術、SiCデバイスの量産に必要な生産設備技術、の確立と横展開がSiCアライアンスの取り組みの中で達成されることを期待しています。大口径・高品質なSiCウェハが、パワーエレクトロニクスデバイスとして社会に貢献できるコストで提供される日を待ち望んでおります。当社が目指す環境革新においてSiCをキーデバイスと位置づけ、SiCデバイスによる環境革新を達成したいとの思いから、当社はSiCアライアンスに参加しています。
- 2017年8月18日
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