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SiCアライアンスの紹介

松波弘之SiCアライアンス会長 IEEE Edison Medal受賞

本法人会長である松波弘之京都大学名誉教授が、この度、2023年IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)Edison Medalを受賞されました。受賞理由は、「For pioneering contributions to the development of silicon carbide material and its applications to electronic power devices」とのことです。会員の皆様と共に、松波会長の今回の栄誉をお祝いしたいと思います。

Edison Medalは、IEEEの顕彰のなかでも最古のもので、電気電子工学において極めて優れた業績を成し遂げた研究者・技術者に贈られる非常に栄誉ある賞です。皆様ご存じの発明家であるトーマス・エジソンの名にちなみ、彼の友人らによって1904年に創設された賞です。電気電子工学においてノーベル賞に比類する名誉とされ、過去には実用電話の発明で有名なアレクサンダー・グラハム・ベルなどが受賞しております。松波会長は、電力制御に用いる半導体素子「パワーデバイス」に高効率な電力制御を実現する素材「シリコンカーバイド(SiC)」を用いる研究を世界に先駆けて行い、その結果として実用化されたSiCパワーデバイスは、最近では米国テスラ社の電気自動車に搭載されるなど、世界的に大きな注目を集めております。
Edison Medalに関することや、今回の受賞に至った経緯などは、IEEEのHP、松波会長が特任教授を務めておられる京都先端科学大学のHPに記載されておりますので、是非ご覧ください。

IEEE HPのEdison Medalに関する記載

https://corporate-awards.ieee.org/corporate-awards/#medals

京都先端科学大学HPの松波特任教授のEdison Medal受賞に関するニュース

https://www.kuas.ac.jp/news/2023/01/5737