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基礎知識資料集

 

回路・実装・応用分野

無効電力補償装置SVC

静止形無効電力補償装置SVC(Static Var Compensator) は、パワーエレクトロニクス技術により、電力系統の無効電力を連続的かつ高速度に制御する装置であり、電力系統の電圧変動抑制、系統安定化、フリッカ抑制(電圧の瞬間的な変動現象抑制)等に用いられている。SVCには、サイリスタを用いた他励式SVCや、GTOやIGBT等の自己消弧型半導体素子を用いた自励式SVCがある。他励式SVCでは、逆並列接続したサイリスタとリアクトルの直列回路で構成したTCR (Thyristor Controlled Reactor) が多く用いられている。コンデンサと組み合わせることにより、遅相から進相までの無効電力を連続的に出力できるが、制御速度の制約や低次高調波の発生などの問題がある。自励式SVCは、STATCOM(Static Synchronous Compensator) と呼ばれ、遅相から進相まで無効電力を高速に連続出力可能であるばかりでなく、逆相電力出力や高調波補償も可能である。