SiCアライアンス

お知らせ
(2016/9/27)「国内外の情報(学会・シンポジウム情報)」を更新しました。
(2016/9/23)「SiCアライアンスの活動(お知らせ)」に研究会の開催案内を掲載しました。
(2016/9/9)「国内外の情報(学会・シンポジウム)」を更新しました。
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(2016/7/7)「国内外の情報(記事情報)」を更新しました。
 
 
一般社団法人 SiCアライアンス発足のご挨拶
平成27年4月
一般社団法人 SiCアライアンス 会長 松波 弘之

 平成22年5月に、SiC技術開発に関連する国家プロジェクトが並行して実施される状況に伴って、SiCアライアンスが発足し、各種の活動を展開して来ました。事務局をお願いしてきたFUPETが国家プロジェクト「新材料パワー半導体プロジェクト」の終了とともに解散することが決定され、今後のSiCアライアンス活動の更なる発展を期して、種々、検討して来ました。自由な雰囲気で、今後のパワーエレクトロニクス発展を指向する姿勢を維持して行くために、法人格が必要と判断し、一般社団法人化をはかりました。平成27年3月12日付けにて、発足が受理されましたので、会員の皆様に報告させていただきます。
 これまで、SiCアライアンスが果たしてきた研究者・技術者間の横糸を紡ぐ役割を最重要とし、企画委員会、広報委員会の活動を基に、更なる斯界の発展に供することを目指しています。関連するパワーエレクトロニクスを幅広く視野に入れた活動を志すつもりですので、どうかよろしくお願いいたします。

 エネルギーの有効利用で活躍する電力制御システムのキーデバイスであるパワー半導体。現在はSi(シリコン)半導体が用いられていますが、Siに比べ格段に優れた省エネルギー性能や物理特性をもつSiC(炭化珪素)が新しいパワー半導体として注目されています。
  SiC半導体は、次世代自動車やスマートグリッドなど新しい応用分野のさまざまなシステムでインバータ(電力変換装置)に用いられて大幅な省エネルギーをもたらし、低炭素社会の実現に大きく貢献すると期待されています。 このようなSiCについて、これまで、多くの国家プロジェクトが進められてきました。最近終了した代表的なプロジェクトとしては以下のようなプロジェクトがあります。

次世代パワーエレクトロニクス技術開発(グリーンITプロジェクト)
低炭素社会を実現する新材料パワー半導体プロジェクト
低炭素社会創成へ向けた炭化珪素(SiC)革新パワーエレクトロニクスの研究開発(最先端研究開発支援プログラム)

 また、独立行政法人(現:国立研究開発法人)産業技術総合研究所では、産業変革研究イニシアティブ「SiCデバイスの量産試作による実用化検証」を行い、2012年4月から、産業界と共同で、つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点(TIA-nano)の場を活用したパワーエレクトロニクス・オープンイノベーションの推進に向けた新たな民活型の共同研究体つくばパワーエレクトロニクスコンステレーション(TPEC: Tsukuba Power-Electronics Constellation)を設立、活動しています。 SiCアライアンスは、これらのプロジェクトに横串を通し、全体としての成果をあげることに貢献してきました。
 現在、パワーエレクトロニス関連のSIPプロジェクトや補助事業等による産業化の促進が進められています。また、高品質エピウェハの安定供給を実現するために、エピウェハの結晶欠陥評価方法の国際標準化への取り組みも始まっています。
  こうした中で、SiCウエハ、素子及び実装、特に、自動車等の最終製品への応用技術に関わる研究開発に関して産学官が、情報共有、意見交換、研究開発連携をオールジャパン体制で行い、それぞれの分野での成果を、適時、適宜に橋渡しできるように進め、実用化、普及の早期実現を目指して活動しております。

 電力制御システムのキーデバイスであるパワー半導体を、現行のシリコン(Si)から、省エネルギー性能や物理特性が格段に優れたシリコンカーバイド(SiC)に転換することは、低炭素社会の実現に向け、大幅なエネルギー効率向上を図る切り札である。
 SiCの本格導入に向け、大学・研究開発独立行政法人での基盤・基礎研究と複数の研究開発プロジェクトが国により推進されている。同時に、ウエハ、エピタキシャル膜成長、デバイス、システムに至る各レイヤーにおいて企業による研究開発が進められている。
 このような状況下、素材、加工、素子、製造装置、システムといったSiCの実用化を担う各研究開発主体・事業主体の間において、また、ウエハ、デバイス、システムなどの供給サイドと家電、自動車、鉄道、電力などユーザーサイドとの間において、関係者相互の情報共有、意見交換、研究開発連携を進めるオールジャパンベースの場を構築することは、SiCをいち早く実用化・普及させる上で大きな意義がある。このため、これら関係機関の連携を深め、SiCの導入を促進することを目的とし、本アライアンスを設立することとする。

SiCアライアンスへの入会申し込みは、随時受け付けています。
SiCに関わる活動をされており、SiCアライアンスの活動の趣旨に賛同してSiCアライアンスに入会を希望される方(会社・研究機関・団体等)は、お電話にて事務局までご連絡下さい。
一般社団法人SiCアライアンス定款は「SiCアライアンス概要」にあります。
SiCアライアンス事務局
 
【本部オフィス】東京都港区虎ノ門4-3-20 神谷町MTビル 14階
 
代表電話:03-5404-3515